固定資産の取得等をした場合の消費税簡易課税制度適用について

簡易課税制度とは

簡易課税制度は中小事業者の事務負担等を軽減しようという目的で導入され、中小事業者(基準期間の課税売上高5,000万円以下)のみ認められた制度です。
簡易課税制度を選択したい場合には、その選択したい課税期間開始日の前日までに「簡易課税制度選択届出書」を提出する必要があります。(設立事業年度又は事業開始年の場合にはその事業年度又はその年の末日までの提出となります)
また、一旦簡易課税制度を選択したら、2年間は必ず適用しなければなりません。
簡易課税制度の適用をやめる場合には、そのやめたい課税期間開始日の前日までに「簡易課税制度選択不適用届出書」を提出する必要があります。

簡易課税制度の計算方法

簡易課税制度を選択した場合の消費税額の計算は、実額の課税仕入高に変えて、業種別課税売上高にみなし仕入率を乗じたものを、課税仕入高として計算する簡便法で、歯科医業は第四種事業とされますので、みなし仕入率60%となります。
そのため、医院の新築、増築又は高額な医療機器の購入(固定資産の取得等)などをして実額の課税仕入額の割合がみなし仕入率より大きいときは、簡易課税制度は不利となります。