産業の空洞化に歯止めを…
富士市は経営コンサルティング付き工業団地の分譲を始めます。
地元の産業支援施設と連携し、
入居した企業向けに新商品開発などの無料アドバイスを行います。
リーマンショック後の景気後退や最近の急激な円高で
工業団地への企業誘致が伸び悩むことへの対応としての案です。
補助金など既存の支援策とは異なる新機軸を打ち出すことで、
地域の産業の空洞化に歯止めをかけたい考えです。
具体的には、「富士市フロント工業団地」への入居企業に
富士市産業支援センターがコンサルティングサービスを手掛けます。
センター所属のコーディネーター、デザイナーらが
売り上げ増を目指した新商品開発のほか、
販売拡大、新分野進出の手法などを“指南”します。
そして、進出済み企業らの事業展開に関する相談にも応じていきます。
静岡県では富士市の新たな企業支援策について
「県内では例がなく、ユニーク」とみており、
他の自治体にも同様の動きが広がる可能性があるとみています。
静岡から元氣発信!!