お茶の新しい使い道
アロマセラピスト養成校運営のアクト・フォは
茶の加工段階で出る蒸気を活用した芳香蒸留水を開発しました。
室内の香り付けなどの用途を見込み、
静岡県の無農薬茶の生産・販売会社と連携し
2012年7月をメドに販売するそうです。
県内の茶生産者は茶価低迷に加え、
放射能汚染の風評被害で厳しい経営環境にあります。
新商品の販売で、農家の経営を支援したいとの狙いも伺えます。
方法としては、お茶の蒸し工程で発生する水蒸気を、
製茶機械製造の寺田製作所が開発した機械で回収します。
発生する25~30%を芳香蒸留水として活用できるそうです。
芳香蒸留水は飲用茶が持つ渋い香りと異なり、
「新芽を連想させる新鮮な青い香り」が特徴なのだそうです。
静岡県産の製茶をめぐっては、
一部の一番茶の製茶から国の暫定規制値を超える
放射性物質が検出されましたが、
この製品に関しては生茶、製茶共に規制値を下回っているそうです。
静岡県といったら、やはりお茶が有名です。
しかし、原発による放射性物質で農家は厳しい状況にあります。
お茶の新しい使い道を考え、
農家の方が少しでも元氣になってもらいたいものです。
静岡から元氣発信!!